らむねのサークル生活NEO

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【お題投稿】相居飛車の序盤改革【将棋】

こんにちは!

適当に大学生しているらむねです!

 

今週のお題「変えたいこと」ということですが、最近相居飛車の序盤改革を試みています。これまでは早めに飛車先を突き越す立ち上がりを採用してきたのですが、それを保留する駒組みにしたい!

飛車先突き越しのメリット

飛車先保留の話をする前に、まずなぜこれまで飛車先を突き越してきたのか、という話をしましょう。1番の理由は急戦警戒です。

私は相居飛車雁木を採用するので、棒銀や早繰り銀、右四間飛車というようにさまざまな急戦が襲いかかってきます。こうした戦法は簡素な玉形で仕掛けてくるので、モタモタしているとこちらの攻撃陣が完全に立ち後れてしまいます。相手によっては居玉のまま仕掛けてくるパターンもあるので、飛車に活を入れておくに越したことはありません。

飛車先を突き越しておけば、このようにいつでも▲2四歩として攻めを見せることができます。△同歩に▲同飛として飛車先交換することも、▲2三歩や▲2五歩と歩の手筋で攻める手も生じます。一方的に攻め込まれる将棋になりにくくなるので、評価値はともかく実戦的だと思います。

そして、飛車先を突き越すもう1つの理由が相手の戦法を判定するため。▲2五歩への対応を見れば、相手の戦法を特定できます。

部分図ですが、例えばこのような局面。次に▲2四歩と飛車先交換を見せたところです。相手が△3三銀と受ければ矢倉、△3三角と受ければ雁木か左美濃か早繰り銀、受けてこなければ左美濃で急戦、というように予想できます。相手の戦法を推測できれば駒組みを進めやすくなるので、早めに▲2五歩としてきました。

飛車先保留のメリット

では、飛車先を保留することにどんなメリットがあるのか。端的に言うと矢倉対策です。

これまで、矢倉に対しては雁木中住まいで対応してきました。角に睨まれている状況で仕掛けるためには右金で桂を支える必要があり、全体のバランスを取ると玉は5八に来ます。図のような局面からは、▲4五歩~▲3五歩と仕掛けていきます。場合によっては▲6八角▲7七桂まで入れてから仕掛けたり。互角ながら中盤最初の主導権を握ることができます。

ただ、この陣形はどうしても玉が薄いのが弱点。金銀が左右にばらけているため、どちらから攻められても金銀2枚で対処する必要があります。対して矢倉の金銀は3枚、4枚と連携しているので相手の方が圧倒的に堅い。

しかも、攻めの口火を切るのは3、4筋。玉が近すぎます。歩を切っていくと△4六歩や△3六歩が入るようになり、激痛。相手の角と連携して、打ち込まれるだけで崩されてしまいます。こちらの攻めは歩や桂馬を駆使して細かくポイントを稼ぐ感じなので、強引にカウンターされると攻守逆転。実戦的に勝ちにくい局面だと感じていました。

では、▲2五歩を保留するとどうなるか。▲2五桂と跳ねる手が生じます。これが矢倉崩しの急所。

例えばこの局面。銀桂交換になれば駒得なので、相手は△2二銀や△2四銀と躱すのが普通。そこで▲4五歩が急所です。▲2五桂の1手で4四地点の防御を1枚減らすことができたので仕掛けが成立しています。飛車はあとで4筋へ回せば仕事します。

この仕掛け筋を用意することで、雁木本来の守備力を活かせるようになります。腰掛け銀に構えることで攻めの厚みも増しているので、実戦的で戦いやすい印象です。

おわりに

矢倉に対して▲2五桂の仕掛けをするためには最序盤の駒組みから飛車先を保留する必要があります。実戦に移すためには、他の戦法に対しても組み立てを見直す必要があるのと、▲2五桂からの矢倉崩しを研究する必要があるので、がんばっていきたい。